グリーンプリンティングマークとは

環境問題に対する社会的要求が高まり、印刷産業も環境に配慮した製品作りが求められています。そこで、日本印刷産業連合会(略称:日印産連)では、印刷産業界の環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定しました。グリーンプリンティング認定制度(略称:GP認定制度)は、本基準を達成した工場・事業所を認定、環境経営に積極的な印刷関連企業として推奨するとともに、同基準に適合した印刷製品にグリーンプリンティングマーク(GPマーク)を表示することにより、環境に配慮した印刷製品が広く普及することを目的としています。

概要

P認定制度は日印産連が認定機関となり、日印産連「各印刷サービス」グリーン基準に基づき、客観的証明により認定を行い、認定マーク(GPマーク)を表示できる制度です。本制度は印刷形式により次の4部門に分かれています。

  • オフセット印刷部門
  • シール印刷部門
  • グラビア印刷(軟包装)部門
  • スクリーン印刷部門

認定組織

印刷関連工場の認定は、迅速かつ公平・公正に行われるよう、認定事務局から委託を受けた環境と印刷の専門家である認定審査員が審査を行い、その結果を第三者からなる認定委員会が審査を行い、認定合否の判定を行います。

定基準は、日印産連「印刷サービスグリーン基準」を基に決められており、その内容は全て公表されています。申請工場は「認定評価表兼チェックシート」に記入の上、証拠となる資料を添付し申請することになります。

認定審査の流れ

認定工場誕生までの「申請」「審査」「認定」の流れは、「日印産連」の日印産連ホームページをご参照願います。更新は3年ごとになります。